「寸劇を通して笑顔の輪」
平成13年12月の介護者教室をきっかけに始めた寸劇。「認知症高齢者への接し方」は、認知症高齢者に対してどのように接すればよいかを悪い例、良い例を演じている。認知症のおじいちゃんのボケと介護者である嫁のツッコミが会場の笑いを誘う。 某地方新聞社に掲載されてから、富山県内から公演依頼が殺到し、その都度出掛けて、年間55回富山県内を回り公演を行った。嬉しいことに「また来て欲しい」と声がかかる。しかし、我々の本業はケアマネジャー。本業を無視して寸劇ばかりしていても給料は貰えない。 私たちが寸劇で得たもの。それは地域とのネットワークである。人は楽しい事には目を向け、我々を励まし、頑張る意欲を高めてくれます。民生委員さんが企画する「高齢者ふれあいサロン」が地元公民館で行っている。そこで演じたときも、「爆笑劇団が来ると沢山人が集って、みんな笑顔で帰って行く。企画したもの(民生委員)にとってもやりがいがあるよ。今度うちら(民生委員)に協力できることあったらいつでも言って欲しい」。その言葉で実際、要介護高齢者や虐待のケースを早期発見、早期対応できたことも多い。 地元の射水市や富山県内外あらゆる所で演じ、多くの笑顔と出会えたことは、私自身にとってもお金に換えられない報酬であった。この寸劇で地域とのネットワークが図れたこと、そして多くの笑顔と出会えたこと。そのお陰で今の仕事が楽しくできること。 県内の介護支援事業所から公演の依頼があったとき、「台本を送るから自分たちでやってみたら」と声をかけた。「できないよ~」と必ず返事がくる。この劇で得たものを話し、やってみることとなり台本を送った。 すると「緊張したけど楽しかった~。やって良かった、民生委員さんからも連携が取れるようになった」と。そして・・・「癖になりそう。他の台本も下さい」と。 その時、確信した。地元は地元で、台本の欲しい方には提供しようと。 昨年、岐阜県で東海北陸ブロック地域包括・在宅介護支援センター協議会研修会で公演。 私は、富山県地域包括・在宅介護支援センター協議会の副会長をしており、東海北陸ブロック役員会で「寸劇を通してネットワーク構築に活かしています」のコメントしたことで実現したものである。今までの経緯から、寸劇を見ていただいた方からは、「県外に来ていただけるのでしょうか」の問い合わせが必ず来る。「今回は、寸劇を見てもらい、皆さんは皆さんの地元でやって下さい。その為に台本をお持ちしました。」と50部用意した台本が瞬く間に無くなり、名刺を20枚ほど預かり富山に帰って台本を送った。 今年の5月、東京公演の際も新聞記事に「台本の欲しい方はお譲りします」と記載。全国版の力は恐ろしい。新聞の記事が載って、翌日10件の問い合わせ、それが1週間ほど続いた。今も2週間に一回は台本依頼の問い合わせがある。北は北海道、南は九州鹿児島まで。全国から90箇所に台本を送った。これまで富山県内を入れて約200箇所には送っている。 「敬老祭で演じたい」「認知症の研修会を開催したい」「ネットワーク構築に役立てたい。」熊本県の中学校からは、「子供たちに認知症高齢者を理解させたい。文化祭で演じたい。」などの依頼があった。 私が心に強く響いたことは、台本を送った方からのお礼の手紙や葉書である。「沢山の笑顔が見れました」「地域と密接な関係ができました」「楽しかったです」と写真つきで送ってくれた。 私ごときの作った台本が、全国の人に喜んで貰えたことは一生涯の励みとなり、更なる意欲へのきっかけになったと言えよう。
記入者:まめ 投稿日:2010年07月09日
山形県の地域包括支援センター職員です。 先日はどうもありがとうございました。 6日の寸劇はとっっっても好評で、次回も頼まれました! この台本を参考に、今後もがんばりたいと思います。 本当にどうもありがとうございました。 またほしい時はすみませんがよろしくお願いいたします。
記入者:佳雄じいちゃん 投稿日:2010年07月12日
まめさん、コメントありがとうございます。初公演大成功↑おめでとうございます。 参加者の方の笑顔を見れた喜びを感じましたね?癖になりますよ(笑) これからも地域の為にお互い頑張りましょう。 この台本ですが、100件以上、全国の地域包括に配布し、まめさんのように大成功の報告を頂いております。地元は地元で公演することで、地域のネットワークに役立っていると思います。 これからも山形の方々が益々笑顔の絶えない地域となりますように。