コラム

き 「君の幸せってなんだい?」と問われたら、なんと応えるであろうか。

そんなことを考えさせられる、出来事があった。

映画の試写会、「いのちの山河」 日本の青空Ⅱ を観たからである。
”いのちに格差があってはならない“
“豪雪・多病・貧困”という
三悪を抱えていた、岩手県の山間の小さな『沢内村』

実在の沢内村の村長『深沢晟雄』ふかさわまさお)の話である。
1905年生まれ。
1946年に故郷の沢内村に戻ってから、1965年に亡くなるまでの生き様が、観る人に感動を与える。
とにかく全編を通して、涙が止まらなかった。

政治にかかわっていた自分とつい、ダブってしまった。
しかも、議員から町長になって、町のみんなを幸せにしたいと思ったことがあり、立候補した経験を持つからである。
「深沢晟雄」村長ほど立派ではないが、みんなの幸せを考えた行動は、私と少しも変わらない気がした。(ほんとだよ)

「沢内村」(現・西和賀町)は当時、人口6000人ほど。
村には医者が一人もいないため、生まれたばかりの赤ん坊が、次から次へと死んでいく。
医者にかかるのは、死亡診断書を書いてもらうとき。
深沢村長は小さい頃父親に、「村を良くする医者になれ」と言われていたが、父の期待通りの医者にはならなかった。
が、1946年に村に戻ってからは、医者にはならなかったが、村を幸せにするために体を掛けて奮闘する。
高校教師~教育長~助役~村長になっていく。

「生命行政」の理念を掲げ、村総ぐるみで三悪克服に立ち向かう。

あきらめから自信と誇りの明るい笑顔へ・・・村民・村全体が変わっていく。

“行脚と対話”でいのちを守る。
まさに言葉通り実践して、村民の信頼を勝ち取っていくのである。

※婦人会作り・広報創刊・なめこ栽培普及に尽力する。
※全国に先駆け、老人(65歳以上)医療費無料化を断行
※さらに60歳以上と乳児(1歳未満)に医療費無料化を拡大実施する
※全国で初めて乳児死亡ゼロを達成。全国から注目を浴びる。

沢内村に戻った頃、青年会の学習講座で憲法を担当。
平和と民主主義の尊さを説く。

深沢晟雄語録集からいくつかを紹介したい。

※私たちは激しく戦争を呪います。人を殺して得られる幸せなど断じてあり得ません。最大の人間苦をもたらす最大のものは戦争です。
※本来は国民の生命を守るのは国の責任です。しかし、国がやらないのなら私がやりましょう。国は後からついてきます。
※生命の商品化は絶対に許されません。人間尊重・生命尊重こそが政治の基本でなければなりません。
※お年寄りを生産能力がないからと言って粗末にする、そういう姥捨て山のような考え方では社会の秩序は保たれません。
※人命の格差は絶対に許せない。生命健康に関する限り国家ないし自治体は格差なく平等に全住民に対し責任を取るべきである。
※政治の中心が生命の尊厳・尊重にあることを再確認し、生命尊重のためにこそ経済開発も社会開発も必要なんだという政治原則を再確認すべきであります。

まだまだあるが、ぜひ映画を鑑賞して欲しい。
たかが一人、されど一人。
一人でも大きく変えることが出来る・・・を実証し、人の幸せを守った人である。

と き 2010年6月27日(日)
ところ 富山県民会館大ホール
①10時~12時 ②13時~15時  ③16時~18時
大人1000円 (当日1700円) 中学・高校生800円(当日1200円) 

みっちゃんばあちゃんもチケット持ってます。
お申し込みOKですよ。

自分のことだけで精一杯と言っている、今の世の中。
心が淋しくなることも多いけど、この映画を見るときっと温かくなって、明日への勇気と人への優しさを取り戻せるかも!!!


「いのち」を考えよう。
日本にもすごい人がいたんだね。それからどれほど、世の中良くなった???






コメント一覧
 

記入者:わくわくかーさん  投稿日:2010年03月30日 

美津恵さん今晩は、今日も夜勤中にお邪魔しました。
私も 3月18日の試写会に行っていたんですよ。後ろの段の一般席でしたが・・・
もしかしたらお目にかかっていたのですね??判らなくってちょっぴり残念です。

映画については・・・・本当にすばらしい実話でした。
最後 しっかり泣かせていただき・・・この人のような方々ばかりなら 日本の政治にも希望があるのにな~~と思いました。

是非今の若い子供達にも見てもらいたいですね・・・ただし 豪雪の大変さは、私の年代ぐらいが最後かもしれません(体験した事があるのは・・)今では、雪が足りなくてスキー場が困っているほどですものね^^;

 

記入者:NPO法人 おらとこ  投稿日:2010年04月01日 

わくわくさん今晩は。今日から4月です。新しい年を迎えたばかりだと思っていたのに、もう1年の3分の一が終わりました。試写会に行っていたとは・・・。私はお顔がわからないので・・・残念でしたね。私は真ん中の少し上の、端から2番目にいました。でもいい映画でしたよね。
若い人にも観て貰いたいし、自然のすごさも感じてもらいたいものですね。
私の夫さんは、昔スキー場の所長をしてたんですよ。極楽坂の。
人間なんでも体験しておくことは、決して生きていくうえで無駄にはなりませんね。
新年度、いい事が沢山ありますように・・・お互いに。感謝。


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